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商品価格に込めた想い

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大事なことは、家族・友人との団欒の時間

 

"αble"シリーズは、コミュニケーションのストレスを解消し、コミュニケーションを促進するために生まれた商品です。
極力、価格を抑えてご提供し、その分、皆さまが “家族・友人との団欒におカネを使える” ようにしたい。
これは、日本の小さなベンチャー企業 (freecle Inc.) の頑固なこだわりから始まったストーリーです。



Chief Exective Officer

執筆者:久保 聡介

freecle Inc. / Chief Exective Officer


家族に難聴者がいるメンバー全員の想いから始まったストーリー

2018年10月、クラウドファンディングで "αble-aid"の販売を開始する前に、デプスインタビューを実施させていただきました。
試聴会参加者の内、聴力に課題意識のある 約60名 の方に、理想の商品価格を質問させていただき、「90%以上の方が3万円台をのぞんでいる」ことが分かりました。

この時、“お客様の希望に応えたい”家族に難聴者がいるメンバー全員が、強くそう感じ、原価を積み上げて価格を設定するのではなく、お客様の声にお応えするために、39,800円(税抜)で販売させていただくことに決めました。

中国での失敗。日本での再出発

"αble-aid"は、一般的なワイヤレスイヤホン・集音器にない高機能(例:コミュニケーションフォーカス機能)を実現するため、世界最新の高性能・小型チップが搭載されています。
このチップの調達にコストがかかるため、当初、中国の深センで量産を開始しました。

フォスター電機株式会社のアライアンスプログラムに参加させていただき、実績のある工場を紹介していただくものの、SONYやPanasonicのような大手メーカーと比較して、販売台数が少ないため、取引が難航し、工場が決まるまで5ヶ月もかかりました。(紹介していただいた工場とも取引ができませんでした)

実際に量産試作を開始すると、品質にムラがあり、到底、皆さまにご提供できるものではありませんでした。
中国に1ヶ月以上、常駐し、工場の作業を管理・監視しても、抜本的に問題を解決することができなかったため、生産を完全停止し、コストは度外視して、日本で作り直すことに決めました。

『安かろうが悪かろう』 この時、学んだ教訓です。

日本に戻った後も、苦労がなくなったわけではありませんが、日本語で密にコミュニケーションができるので、問題の発見・対応がスムーズに進んでいます。(やっぱりコミュニケーションって重要!)

まとめ(著者の想い)

"αble"シリーズは、コミュニケーションのストレスを解消し、コミュニケーションを促進するために生まれた商品です。
極力、価格を抑えてご提供し、その分、皆さまが “家族・友人との団欒におカネを使える” ようにしたい。
皆さまの笑顔が、私たちの幸せです。

"αble-aid"について

聴こえる。だから、笑える
大切な人とのボイスコミュニケーションを、どんな場所でも
"αble-aid"は、騒がしい場所で「聴きとりたい人の声」に集中できる独自のフォーカス機能を備えた新型コミュニケーションデバイスです。


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