APD / LiD って何？ 治るの？！ 聴覚情報処理障害・聞き取り困難に関する海外の治療法紹介

2022年12月12日発売、翔泳社出版の書籍『隣の聞き取れないひと』の中で、弊社のワイヤレス集音器（able aid）が APD / LiD（聴覚情報障害）の方々向けの解決策として紹介されて以降、ご質問・お問い合わせをいただく機会が急増しております。
社会的注目度の高さを感じ、日々、自社製品の開発・改良を進めていく中で、APD / LiD の理解が最も進んでいる国はアメリカであることを知り、その中でも特に先進的な教育・研究機関の活動に着目し、本記事を執筆させていただきました。

APD 先進国のアメリカでは 4月4日を「APD の日」と呼んでおり、社会課題として広く認知されているそうです。
また、アメリカの非営利団体 “聴覚健康財団” は、APD = 中枢性聴覚処理障害（CAPD）の研究者向けに年間最大 5万ドルの助成金支援を行っており、ハーバード大学やピッツバーグ大学、サウスカロライナ医科大学等に在籍している研究者が積極的に活用しているそうです。
日本にもこういった情報が広まり、病院で APD / LiD とは診断されずに悩んでいる方、APD / LiD のご家族をお持ちの方、少しでも多くの方々の不安・ストレス軽減に繋がることを願っています。

※ 今回の調査では、一歩踏み込んで APD / LiD 患者向けの金銭面での支援・サービス（補助金・保険等）も調査してみましたが、見つかりませんでした。新たな情報が見つかり次第、able シリーズ公式 Twitter（@jiji_freecle）でご紹介します。その他、APD / LiD 当事者の方の 体験談 も別途紹介しておりますので、是非ご活用ください。