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本当は怖い!! 大人の ”おたふく”

更新日:

おたふく風邪に苦しむ女性

大人も辛い!! おたふく風邪

 

子供の頃に “おたふく風邪(流行性耳下腺炎)” かかったどうか、覚えていますか?

子供がかかる病気というイメージが強いおたふく風邪ですが、免疫が弱いと大人でもかかる可能性が十分にあります。

予防接種を打っていらっしゃる方、しっかり免疫対策ができている方はあまり心配することはありませんが、大人になってからかかると、とても怖い病気の一つなんです。

 

Writer

執筆者:青本 りよ

Global Writer


 

もう一度おさらい!おたふく風邪とは?

おたふく風邪は、正式には “流行性耳下腺炎” と呼称します。ムンプスウイルスを原因として発症するウイルス感染症です。

名前の通り、耳の下にある耳下腺や、顎の下にある顎下腺が腫れ、日本の伝統的なおめん「おたふく」のようになることから、おたふく風邪と呼ばれています。

ウイルスを持つ人との接触や、くしゃみによる飛沫を浴びることで感染します。

このウイルスは感染力がとても強いため、免疫がなければ大人でも感染するそうです。髄膜炎やムンプス難聴などの合併症を引き起こすことでも知られています。

思春期以降に発症すると精巣炎、卵巣炎などの合併症にかかり、生殖機能に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

男性が精巣炎にかかると、精巣の中で精子が作られなくなってしまう恐れがあり、女性が卵巣炎にかかると、不妊症の原因にも繋がります。

また、妊婦が妊娠早期におたふく風邪に感染した場合、流産の危険もあるそうです。

妊娠中は使える治療薬も限らるため、感染予防が重要になってきます。出産計画がある方は、抗体があるか、事前に確認されることをお勧めします。

ご存知の方も多いかと思いますが、一度おたふく風邪にかかると、多くの場合は体内に充分な抗体ができます。ただし、再発症の可能性はゼロではないため、かかったどうか疑わしい場合や、抗体が充分にあるか心配な場合は、病院での血液検査をお勧めします。

 

おたふく風邪が引き起こす怖い病気(ムンプス難聴)

2018年の NHK 連続テレビ小説「半分、青い」をご存知でしょうか。

このドラマの主人公、楡野 鈴愛(にれの すずめ)は、小学生の頃に患ったおたふく風邪の影響で “ムンプス難聴” を患い、片耳が聞こえないヒロインという設定でした。

ムンプス難聴とは、上記でも言及しましたが、おたふく風邪の合併症として発症する急性感音性難聴です。

感染症情報センターによると、多くの場合は片耳だけ発生し、急速に進行します。NPO 法人 VPD を知って、子どもを守ろうの会によると、初診時の 80% が高度以上の難聴だそうです。

また、ムンプス難聴は治療が困難と言われています。

日本耳鼻咽喉科学会が 2015-2016年に行った調査によると、2年間で少なくとも 348人 がムンプス難聴となり、300人 近くに後遺症(難聴)が残ったそうです。

児童の発症が最も多く、子供から感染するとみられる子育て世代(30代など)も、かなり発症しています。妊娠中におたふく風邪に罹患して、ムンプス難聴を発症してしまい、治療の断念を余儀なくされたケースもあったそうです。

 ムンプス難聴の最大の予防策は、もちろんおたふく風邪にかからないことです。

ですが、世界中の多くの国と違い、日本ではおたふく風邪のワクチンが定期接種の対象となっていません。そのため、任意の接種となってしまいますが、おたふく風邪のムンプス難聴や妊娠時への影響を考えると、予防接種が重要です。

 

著者の想い 

新型コロナウイルスに感染しないようにテレワーク勤務を続けているのですが、先日、室内でクーラーに当たりすぎてしまい、風邪をひいてしまいました。

ショックなことに、頬の下が腫れてしまい、まさか “おたふくになったの?” と心配になってしまいました。

結局は、風邪の症状である扁桃腺の腫れでしたが、念のため母に電話で聞いてところ、幼稚園児の頃におたふく風邪にかかっていたことが分かりました。

自分が免疫を持っているかどうか分からない方は、是非、ご両親に病歴を聞いてみたり、病院で免疫が十分にあるかどうか、確認してみるといいですね。

新型コロナウイルスとは違い、ワクチンも開発されていますので、予防接種を打つという対策もできます。

 

出所

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