オープンオフィスが普及し、騒音に悩むビジネスパーソンが増えている
freecle Inc.が、日本・欧米のビジネスパーソン 464人に調査したところ “2人に1人が、日常の騒音にストレスを感じている” ことが分かりました。
特にオフィスの騒音は、パフォーマンスの低下にもつながる、見過ごせない問題です。
執筆者:香本 剛志
freecle Inc. / Customer Support
騒音下では短期的な記憶力が 約5% 低下する
オフィスの中で、電話の声や空調音が気になって、仕事に集中できないことがありませんか?
日本音響学会の発表によると、騒音下では “短期的な記憶力が約5%低下する” そうです。
また、Plantronics Inc. が 2,184人のビジネスパーソンに、オフィスの雑音に関する意識調査を行ったところ “82%の人が1日に1回以上、のぞまない雑音で集中力を妨げられている” ことが明らかになりました。
約14% のビジネスパーソンが騒音を我慢している
音楽を聞く、場所を変える、働く時間を変える、対処方法は様々ありますが、freecle Inc. が実施した 上述の調査で “約14%のビジネスパーソンは我慢している” ことが分かりました。
その理由として、“周囲とコミュニケーションをとりにくくなる” ことを挙げられる方が多くいらっしゃいました。
企業・社風によって、対処方法がない場合もあるようです。
まとめ(著者の想い)
周囲の目を気にして、オフィス内でヘッドホンや耳栓を使えない。私(香本)がその一人でした。
日中、仕事がはかどらず、朝早く来て仕事をしたり、夜遅くまで残業することもありました。正直、しんどかったです。
最近は「外音取り込み機能」を搭載したワイヤレスイヤホン、骨伝導スピーカーを使った解決策なども登場しているので、いつか "αble"シリーズ にそれら機能を付加したいっ!! です。
(この記事を書いた時点で、私が一番求めているのかもしれませんね。汗)
出所
freecle Inc. , “日常の騒音に関するWEBアンケート調査 2017年”
日本音響学会, ”短期記憶作業時における騒音の影響”
Plantronics Inc. “職場の雑音影響に関するグローバル調査 2017年”